トキワの森通信　第２２号

排出事業者責任とは「事業活動に伴い発生した廃棄物は、排出事業者が責任を持って適切に処理しなけれ
ばならない」という決まりのことです。廃棄物の処理及び清掃に関する法律（通称︓廃棄物処理法）の第三
条第一項にて定められています。
排出事業者の責任と役割
排出事業者には、処理責任、委託基準遵守、産業廃棄物管理票交付義務、委託した場合の最終処分
までの注意義務などが定められております。
委託業者へ処理を委託しているからといって排出事業者責任がなくなるものではありません︕
廃棄物処理を委託している排出事業者に求められている責任の例として、
「委託業者へ廃棄物情報を明確に提示し、処理が最後まで適正に処理されるように必要な措置を講ずる事」
「廃棄物を引き渡した後はマニフェスト情報の確認を行い、適正に処理されているかの確認を行う事」
などが義務付けられております。